美容師になるには? 必要な資格や費用について

ここでは、学生から主婦、社会人まで美容師を目指している人のために、美容師になるにはどんな方法があるのか?どのくらいの費用がかかるのか?について説明しています。

美容師とは?

美容師とは、美容室や美容院で働くスタイリストの仕事です。美容師法では、「パーマネントウェーブ、結髪、化粧等の方法により容姿を美しくすること」と定められています。

国家資格の一つであり、「美容師」として働くためには資格(免許)の取得が必須となります。

美容師になるには

美容師になるためには、厚労省が指定する美容師養成施設を修了して、美容師国家試験に合格する必要があります。美容師養成施設とは、いわゆる美容系の専門学校のことです。美容師試験は筆記試験と実技試験が行われます。

高校を卒業して、美容師養成施設に入学し資格試験に挑戦するというのが一般的な進路になります。もちろん、大学卒業に養成施設(専門学校)に入ることも可能です。

受験資格について

美容師試験の受験資格を得るためには、養成施設(美容専門学校)において必要な学科を修了しなくてはいけません。昼間・夜間課程は2年以上、通信課程は3年以上、修学する必要があります。以前は、インターンと呼ばれる実施研修も受ける必要があったのですが、現在は廃止されているようです。

専門学校・スクールについて

美容師を養成する専門学校、スクールは各都道府県に設置されていますが、やはり学校の数で言えば東京などの都市部が圧倒的に多くなっています。それでも理容師に比べれば、美容師の学校は見つけやすいと言えるでしょう。

費用(学費)は2年間の昼間課程で200〜250万円ぐらい、3年間の通信課程で50〜万円ぐらいになります。

厚生労働省が指定する美容師の養成施設の一覧はこちらからどうぞ。

美容師国家試験について

試験は年2回で筆記試験と実技試験が実施されます。筆記試験は、「関係法規・制度」や「衛生管理」、「美容の物理・化学」など全5項目、実技は2つの課題が与えられます。なお、筆記と実技、いずれか一つに合格した場合は次の試験を免除されます。

中卒で美容師になれる?

以前は中卒でも美容師資格を取ることが出来ましたが、現在では養成施設(専門学校)の入学資格は高卒となっています。中卒から美容師になるには、中卒者向けの高等課程のコースを設置している専門学校に入学して、高卒と同等の資格を得る必要があります。

社会人から美容師への道

社会人から美容師になるためには、働きながらということもあるので、やはり費用と時間が問題になるでしょう。原則、年齢制限はありませんので、美容専門学校を修了する費用と時間を確保出来れば、美容師への道は開けます。社会人として働きながら美容師を目指す場合は以下の通信教育がおすすめです。

通信教育とスクーリング

通信教育(自宅学習)を中心とした講座を受講することで美容師国家資格を取ることも可能です。通信教育のみではなく、スクーリングと言って定期的に実習を受ける必要はありますが、通常の専門学校に通うよりも費用は安く、時間の融通も利きます。社会人であれば土曜日にスクーリングを受けるようなシフトを組めますし、大学生であれば夏休みなどに集中して受講することも出来ます。

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