司法書士になるには? 必要な資格や費用について

ここでは、学生から主婦、社会人まで司法書士を目指している人のために、司法書士になるにはどんな方法があるのか?どのくらいの費用がかかるのか?について説明しています。

司法書士とは?

司法書士とは、法務局に提出する書類の作成および申請代行、簡易裁判所での訴訟代理、その他法律に関する相談などを行う仕事です。国家資格である司法書士の資格を取ることが必須ですが、取得の難しい資格として知られています。

司法書士になるには

司法書士になるためには、法務省が実施する司法書士試験に合格しなくてはいけません。正確には試験合格後に、司法書士会に入会して、司法書士名簿への登録をする必要があります。

試験は筆記試験と口述試験が実施されますが、口述試験を受けられるのは筆記試験の合格者のみです。

受験資格はなく、年齢や学歴を問わず受験することが出来ますが、司法書士は司法試験(弁護士など)に次ぐ難しさとされています。

資格試験について

試験は年一回(筆記試験は7月、口述試験は10月)、全国の各都道府県での実施です。筆記試験は選択式と記述式の問題が出題されます。

「民法」、「不動産登記法」、「商法」、「商業登記法」の主要四科目を中心に11科目が出題範囲となっています。

試験を受けない方法

例外的な方法ですが、資格試験を受けずに司法書士になることも出来ます。条件は、裁判所事務官として10年以上、簡易裁判所判事として5年以上、その地位にあったものなど、一般的なものではありません。

社会人から司法書士への道

社会人から司法書士を目指す場合ですが、年齢制限や学齢制限などの受験資格がないため、特に注意することはありません。資格試験については、通信講座や夜間の専門学校などで勉強することも出来るでしょう。

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