通訳になるには? 必要な資格や費用について

ここでは、学生から主婦、社会人まで通訳を目指している人のために、通訳になるにはどんな方法があるのか?どのくらいの費用がかかるのか?について説明しています。

通訳について

通訳とは、ある言語から他の言語へ変換して異なる言語間の仲介を行う仕事のことを言います。通訳士と呼ぶ場合もあります。日本には国家資格のような免許やライセンスはありませんが、通訳になるには高い語学力が必要です。

様々な通訳の仕事

通訳の活躍する場所は様々です。代表的な仕事に、ビジネスの商談や外国人観光客に対する観光案内、テレビ報道などでの通訳、海外からきたタレントやスポーツ選手のインタビューなどがあります。

通訳になるには

通訳になるためには、大学や専門学校などで語学力や通訳に必要となる知識を身につけて、通訳専門の会社や旅行会社などに就職するのが一般的です。就職試験では当然のことながら語学力を問われることになります。TOEICのスコアが必要なる場合もあるでしょう。

また、語学力はもちろんですが、関連する専門知識も必要となります。例えば、外国人の観光客を案内する通訳の場合、観光地に関する知識は必須です。

通訳に役立つ資格

日本では通訳に関する資格や免許は少ないのですが、業種によっては役に立つ資格、持っておきたい資格があります。

通訳案内士

基本的には、日本で外国人観光客に対して観光案内をする専門家としての資格ですが、、通訳に関連する資格の中で唯一の国家資格です。

国家試験である「通訳案内士試験」に合格することで取得することが出来ます。試験は筆記試験と口述試験(面接)が実施されます。試験の内容は語学力を問うものばかりではなく、地理や歴史などに関する問題も出題されます。

通訳技能向上センター

NPO法人である「通訳技能向上センター」の実施する「ビジネス通訳検定(TOBIS)」という資格試験があります。1級から4級まであり、名前が示す通りビジネスの場面における通訳のスキルを判定する資格です。

大学、専門学校について

通訳として必要となる語学力を身につけるためには、大学や専門学校で学ぶというのが一般的です。

大学の場合は、通訳のための学部や学科が設置されている学校はほとんどありませんが、外国語関連の学科に通訳に関するコースが設置されていることがあります。専門学校の場合も外国語学校の講座の一つに通訳のためのコースが設置されているというのが一般的です。

スポンサードリンク

関連するページ