自動車整備士になるには【社会人・学生のための仕事辞典】

自動車整備士になるには？必要な資格や費用について

ここでは、学生から主婦、社会人まで自動車整備士を目指している人のために、自動車整備士になるにはどんな方法があるのか？どのくらいの費用がかかるのか？について説明しています。

自動車整備士とは、自動車の修理や点検、組立などを行うエンジニアのことです。国家試験に合格することで自動車整備士になることが出来ます。

資格は整備を行う自動車に応じて、細かく種類分け、分類分けがされています。基本的には、一級、二級、三級および特級の分類があり、さらに大型や小型、ガソリン車からジーゼル車などの種類があります。一般に「自動車整備士」といった場合は、これらの資格の総称のことです。

自動車整備士になるためには、自動車整備士国家試験に合格する必要があります。受験資格や試験内容などについては種類・分類が細かいためにわかりづらくなっています。ここでは簡単に説明していますので、詳細は国土交通省のページをご覧ください。

国家試験を受けるためには受験資格を満たさなくてはいけません。それぞれの種類・分類によって受験資格は異なりますが、基本的には「下位の資格を取得して実務経験を積む」もしくは「自動車整備士の養成学校の課程を修了する」のどちらかを満たす必要があります。

自動車整備士国家試験は学科試験と実技試験が実施されます。学科試験というのは簡単にいえば筆記試験のことですが、一級自動車整備士の場合は筆記以外に口述試験が追加されます。

養成施設を修了している場合は、実技試験が免除されるなど、状況によって試験が免除される特典もあります。

社会人から自動車整備士を目指す場合ですが、養成施設に入学するか、自動車工場などで整備工として経験を積むか、になるでしょう。なお、大学や高校の機械学科を卒業している人であれば、受験資格を得るまでのハードルがやや低くなります。